ベイビィ・フェイス/Baby Face
破壊力:A
スピード:B
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:C(教育次第)
成長性:C(教育次第)
本体名:メローネ
強さも教育次第の遠隔自動操縦型
破壊力:A
スピード:B
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:C(教育次第)
成長性:C(教育次第)
リゾット率いる暗殺チーム、メローネのスタンド
ポルポの「矢」で目覚めた。
元ネタはシンガーソングライターのベイビィ・フェイス(Baby Face)から。
能力は「標的の血液と女性の身体を元に物質融合、学習する遠隔自動操縦型スタンドの胚細胞を産み出す」。
ノート型パソコンに人面と手足が生えたような不気味な形状の物質融合・能力顕現型スタンド。
パソコン型スタンドと生まれてくるスタンド、どちらもベイビィ・フェイスと呼ぶので、以降、親のベイビィ・フェイスを親ベイビィ・フェイス、子供のベイビィ・フェイスを単にベイビィ・フェイスと呼称する。
親ベイビィ・フェイスそのものは恐らくパソコンと物質融合しており、一般人にもその不気味なノート型パソコンは見えているようだ。
親ベイビィ・フェイスは標的の「血液」と「母体」となる健康な女性を使って、遠隔自動操縦型のスタンドを産み出す。
産み出すスタンドの強さ、性格、ステータスなどは、基となる血液と、母体となる女性の性格、健康状態、標的との相性の悪さやキスの仕方、セックスにおける体位、そして最後に教育によって左右される、とメローネは信じている。
吉良吉影と並ぶ変態である。
親ベイビィ・フェイスは採取した「血液」に「母体」となる女性のパーソナルデータをパソコン入力することで、物質融合型のスタンドとして「スタンド胚細胞」を創り出す。
このスタンド胚細胞は標的の血液から採取された細胞を元にして未分化の胚細胞に変化させることで創造される。
ここから、まるで卵子から細胞分裂を繰り返して生物が誕生するように、ベイビィ・フェイスは一気に成長する。
この際に、メローネは「母体」の女性にベイビィ・フェイスを取り憑かせているようだ。
取り憑かせたときのベイビィ・フェイスの子供はこぶし大より小さく、「母体」も取り憑かれたことに気づかないことが多い。
ベイビィ・フェイスは「母体」の女性の言葉やメローネの言葉を聞いて教育されていく。
そして、成長には糧が必要であり、ベイビィ・フェイスは最終的に「母体」である女性を自身のスタンド能力で全身分解し、吸収してしまう。
これにより十分に戦闘可能なレベルまでベイビィ・フェイスは成長し、近距離パワー型並みの力を持ちながら遠隔操作型というハイブリッドなスタンドとなる。
このとき、ベイビィ・フェイスはハーヴェストやエコーズACT3、セックス・ピストルズのような半自律型スタンドに似た完全自律型スタンドであるため、本体からの完全な制御ができず、対話によっての操作が必要となる。
ベイビィ・フェイスと親ベイビィ・フェイスは離れていても通信は可能。
しかし、親ベイビィ・フェイスからベイビィ・フェイスからはチャット機能による通信でしか伝達できないようだ。
逆にベイビィ・フェイスから親ベイビィ・フェイスは通話内容がチャットに文字起こしされて伝わる。
この回りくどいコミュニケーションや、ベイビィ・フェイスのキレやすい性格、スタンドが自律型であるなどの要因から、本体の制御から外れることが多い。
もう一つ、親ベイビィ・フェイスの大事な能力がある。
それは標的の血液から「知性」の信号を読み取り、標的の現在地を受信するセンサーを造り出す能力である。
親ベイビィ・フェイスはこれを生まれてくるベイビィ・フェイスに埋め込む。
この機能があるからこそ、メローネはブチャラティを見つけ出すことができたし、何度でもベイビィ・フェイスを創り、ブチャラティを殺すスタンドを送りつけられると豪語したのである。
ベイビィ・フェイスは、このハーミットパープルかアクティブソナーのような探知能力を親ベイビィ・フェイスから埋め込まれている。
これにより、ベイビィ・フェイスは、自身の能力と探知能力の2つの能力で戦うことが出来る。
物質をスタンド物質に変換する能力
生み出され、成長したベイビィ・フェイスの能力は「射程範囲内にある物質を未分化の幹細胞に戻し、多分化によって多様な物質に変換する」。
機械と物質融合融合している親ベイビィ・フェイスと異なり、ベイビィ・フェイスは血液と物質融合し、細胞分裂によって生まれた実体を持つ存在である。
そして、その能力はその成長過程と同じで、細胞を一度未分化の幹細胞に戻し、別の物質に分化させる能力である。
幹細胞とは自己複製能と多分化能を持つ細胞と言われており、要はどんな臓器や皮膚、筋肉にもなれる万能細胞である。
ベイビィ・フェイスは能力の射程距離内にある細胞を、自分自身も含めて全て幹細胞に変換し、さらに別の物質に変換する。
この能力を発動すると、射程範囲内にある物質やスタンドを長さ数センチ立方の立方体の形状でぶっこ抜き、バラバラに分解してしまう。
この能力のため、ジョルノは喉、眼球、足先をえぐり取られ、行動不能に追い込まれた。
この細胞をから物質への変換能力は、スタンドから物質へと変換するハイプリエステスの逆の能力といえる。
なお、他のスタンド能力と同じく、スタンド能力をもたない一般人には絶大な影響力を持ち、一撃で全身をバラバラの幹細胞に変換してしまう。
また、ベイビィ・フェイスの体格や能力は生まれの素質と教育次第で短期間でも成長する可能性があり、作中では子供サイズから一気に身長180センチ近くまで成長している。
物質融合型であるがゆえに、本体へのダメージフィードバックがなく、「遠隔自動操縦型」足り得るベイビィ・フェイス。
遠隔操作型でありながらパワーとスピードがあり、さらに学習と教育次第では知能を持ち複雑な行動まで可能な無敵のスタンドになり得る可能性もあった。
しかし、制御が難しく、一致団結することがなかったためにジョルノに敗れ去った。
子供を産む機械という見方の歪んだ本体
スタンドは1人1体。
これはそれ以上のスタンドエネルギーをそもそも人間は持ちにくいことから来ている 。
が、それを上回る鬱屈したエネルギーを持つ時、第2の能力が発現することがある。
吉良吉影のシアーハートアタックとベイビィ・フェイスがその例である。
が、スタンドを2つ持つくらいの精神力となると、性的エネルギーが必要だったり、変態である必要があるのだろうか。
メローネは格好も変態ながら、コミュニケーションの取り方が典型的なオタクのように描かれている。
マニアックで一人語りが多く、コミュニケーションをパソコン越しに行う。
それだけならまだしも、女性を道具と見なしており、自分の最強の道具を創り出すことにこだわる気質がある。
と同時に自分自身を制御できない一面が、ベイビィ・フェイスを完成させないのかもしれない。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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