破壊力:E
スピード:E
射程距離:B
持続力:B
精密動作性:C
成長性:A
ジョジョの奇妙な冒険ABC 3弾 【アンコモン】 《スタンド》 J-270 エコーズACT1
エコーズACT1
本体名:広瀬康一
音を操るスタンド
破壊力:E
スピード:E
射程距離:B
持続力:B
精密動作性:C
成長性:A
虹村形兆の「弓と矢」に射られて発現したスタンド。
元ネタはイングランドロックバンド、ピンク・フロイドの楽曲、Echoesから。
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能力は「音を漫画の描き文字の形で保存、再生させる」。
エコーズACT1は卵のACT0から孵化したエコーズの第1形態。
人間大の頭部に両生類を思わせる尾部、小さな胴体と両手を持つ体長1メートルほどの視覚を共有したスタンド。
スタンドとしては脆弱でその分軽いのか、常に浮遊している。
コストが軽いこともあってか、射程距離は50メートルで視覚も共有しているため、上空まで昇っての偵察にもよく使われる。
腕力は本体にも劣るが、その脆弱さゆえか、本体の性格ゆえか、周囲の音に非常に敏感である。
エコーズACT1はスタンド体の周囲にある音を漫画の描き文字として掴み取り、一時的に保存。
そして、近くの物体や人に描き文字を貼り付けることで音を再生する。
この際、描き文字として保存された音の音量を増加させたり、繰り返し再生するなどの操作はある程度できるようだ。
また、音を保存して貼り付ける作業は一度に一音声のようだが、貼り付けてしまえば幾つもの音を同時に再生することはできる。
作中では、小林玉美に何重にも殴打の音を増幅して貼り付けたり、自身の声を母親に貼り付けるなどしていた。
さらに、電話ボックスのプッシュ音や踏切の音も保存、再生することでピンチを切り抜けている。
空気の振動を操作する第一の能力
真の能力は「可聴域の物体の振動エネルギーを保存して、貼り付け、繰り返し再生、増幅等の操作」。
エコーズACT1は周囲から発せられる「音の振動」をスタンドエネルギーでラッピングすることで、その振動が発散することなく保存することができる。
本体の広瀬康一が音と認識する振動の波長や振幅、周波数を繊細に保存することができるため、音声なども正確に保存する。
また、本来なら発生した瞬間に減衰して失われる振動を、スタンドエネルギーを賦活することで繰り返し再生も可能。
しかも、音声は複数同時でも保存、再生可能である。
この保存した「音の塊」は漫画の擬音の描き文字のような形でラッピングする。
エコーズACT1は「音の振動」を操作する能力であるが、保存、貼り付け、振幅の増幅、再生が能力の範囲であるようだ。
ゼロから音を創り出すことは出来ないようで、本体の広瀬康一やエコーズACT1が鳴らした音か、周囲の日常の音を収集して再生するのが常のようだ。
サンプリング周波数が非常に高いのか、もしくはスタンド能力によってアナログに保存できているのか不明だが、かなり精度は高い。
これによって、音声動作する古いタイプの公衆電話もをエコーズACT1の再生した音で動作させている。
恐らく、広瀬康一は山岸由花子が来るまでの間に電話の各ボタンを押して音を拾い、東方仗助の家の電話につながるプッシュ音を作成したのだろう。
音声は物理的には空気の振動でしかないが、トーン、テンポ、リズムなどから「感情」が伝わるものである。
エコーズACT1の高精度な音声は、相手の心を動かす心からの声を届けることも出来る。
が、その逆で相手が「聞く耳を持たない」とき、いくら音声を貼り付けても無力で、音声は剥がれ落ちてしまう。
家族を守ると決意して覚醒
広瀬康一は一般人である。
家族に愛され、普通に過ごしてきた地方の高校生
虹村形兆の「矢」でも生き残れないところをクレイジー・ダイヤモンドでからくも命を取り留めた。
ここからの行動が広瀬康一をスタンド使いとして、人として成長させたことは間違いない。
臆さずに「矢」を破壊することを選び、小林玉美の脅しにも屈さず、家族を守ると決めた。
人は決断した時に大きく成長する。
広瀬康一は主人公たちと異なり、普通であったところから、小さな決断を繰り返して精神的成長を遂げている。
それが読者や岸辺露伴、空条承太郎の心を打つのだろう。
そして、広瀬康一は操作できる「振動」をより深く変化させ、熱と運動エネルギーにまで成長させる。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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漫画考察ランキング1位達成!!漫画ランキング1位狙ってますので、
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