サン(太陽)/Sun
破壊力:B
スピード:E
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:E
成長性:E
本体名:アラビア・ファッツ
破壊力:B
スピード:E
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:E
成長性:E
タロットカードの19番、「太陽」の暗示のスタンド。
「太陽」は純粋、理想通り、笑い声といった意味があるらしい。
サンの作り出す熱空間により暑さに当てられて狂ったように笑うシーンがあるが、これも、タロットの暗示から来てるのであろうか?
本体の名前の由来はアメリカの歌手兼ピアニストよファッツ・ドミノ(Fats Domino)から。
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能力は「太陽のごとき高熱の光球」。
太陽さながらに輝きながら熱を発する球形の燃え盛る遠距離操作型スタンド。
遠目には太陽そのものに見え、その射程距離も100メートルを超える。
サンの陽光は夜中であるにもかかわらず昼間のように周囲を照らし、その熱は対象空間を摂氏70度近くまで上昇させる。
作中でも夜中であるにもかかわらず、サンの輝きは周囲を昼間に変え、その光と熱でラクダを蒸し焼きにし、砂漠の生物すら乾燥で死亡させた。
サンの攻撃方法は単純で、砂漠の生き物すら生きていられない高熱空間を創り出すことである。
また、サンは複数同時に熱線を発射することが出来る。
電磁波を操作する環境伝播タイプのスタンド
真の能力は「強力な電磁波で熱と光を生み出し、閉じ込める」。
サンは100mを超える長い射程距離と、半径数キロに及ぶ能力の射程距離を持つ、高エネルギーの塊である。
ハイエロファントグリーンが100m前進しても届かなかったことから、射程距離を120mと仮定する
太陽の視野角は0.56度なので、実際のサンは直径1メートル強の光熱球となる。
サンは太陽光によく似た波長の電磁波、すなわち光を発しているが、紫外線を放射しているかまでは不明。
さらに、サンの陽光はスポットライトのように一部が照らされているのではなく、地上全体が明るく昼間と勘違いするほど広範囲を照らしだす。
地上に立つ人間が地平線の彼方まで明るいと認識するとすると、サンは半径約5キロの範囲を照らしていることになる。
以上から、サンは遠隔操作型にも関わらず、太陽と見紛うような強力なエネルギーを発していることになる。
本来、スタンドは本体から離れれば離れるほど、その源である生命エネルギーの供給から遠のくためにパワーが弱まる。
ではサンはどうやって射程距離と破壊力を両立しているのだろうか?
その答えは、選択と集中、そして環境伝播タイプの能力である
まず、サンはその強力なエネルギーを発するためにスタンドの人型形状を取るのをやめ、単純に膨大なエネルギーの塊として自己を変換、エネルギー拡張している。
つまり、人型スタンドや他の形状のスタンドができる通常動作や精密な動きを全て捨て、電磁波(光と熱)を発することのみにエネルギーを選択・集中している。
まるで本物の太陽のように核で「生命エネルギー」を爆発させ、電磁波に変換し、還流させている。
このため、遠距離操作型でも強力なパワーを持っているのである。
これは自己のスタンドを空中分解させかねない状態であり、このエネルギーの暴走を対流させ、球という形でまとめ、スタンド能力である「光と熱を閉じ込める」能力によって奇跡的にバランスを保っている。
この膨大な光量のため、サンのスタンド体は輝く光球に覆い尽くされて目視できない。
誰も見ることのできないサンのスタンド体であるが、もしかしたら一コマだけ現れた光球の中のドクロがサンなのかもしれない。
なお、サンの弱点は射程距離<能力の射程距離なため、その膨大な熱量にアラビア・ファッツ本体も巻き込まれることである。
さらに放射するエネルギー量も膨大であるため、動かずに涼みながら飲み食いし続ける必要がある。
通常、太陽ほどのエネルギーでもない限り、一部地域を熱してもすぐに熱は拡散してしまうし、夜空を昼間の青空にすることはできない。
サンは自身の放射する電磁波を媒介として、空間内の光と熱を支配下に置くことによって実現している。
サンの支配下に置かれか環境内では熱と光は空間内に閉じ込められ、減衰することなく保存される。
保存され続けるため、熱エネルギーがじわじわと蓄積され、遠隔操作型スタンドにも関わらず強力な破壊力を持てるのである。
高熱に耐えるようにできていない人間は、サンの持久戦に持ち込まれたら、熱によって正気を保てなくなることだろう。
また、この熱空間はサンのスタンドパワーが充満しているため、サンに適した環境となりパワーや能力よ射程距離、精密操作性が伸びる。
十分に周囲を支配下に置いたあと、熱エネルギーの通り道を空間内に作り、穴の空いた風船のようにサンのエネルギー還流の穴から熱線を照射する。
台詞も一言だけの男
本物の太陽の光の中にサンを隠しながら、サンと太陽両方の熱を保存。
じわじわと支配領域を拡張させ日が暮れるころには半径5キロを超える支配領域を完成させた。
この頃には保存してきた光と熱が能力の射程距離内を乱反射しており、半径約5キロ圏内は昼間のような状態となっている。
承太郎が感じた視線はアラビア・ファッツの視線もあるだろうが、薄く伸ばされたサンのスタンドエネルギーによる支配領域に触れ続けたことが第六感に訴えかけたのだろう。
砂漠という空間はサンを最も効率よく運用できるステージである。
サンの能力射程距離内にいなければならないアラビア・ファッツにとって、本体を隠し通しながらエネルギー補給し続ける必要がある。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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