マンハッタン・トランスファー/Manhattan Transfer
破壊力:E
スピード:E
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:A
成長性:C
ジョジョの奇妙な冒険ABC 7弾 【コモン】 《イベント》 J-689 マンハッタン・トランスファー
本体名:ジョンガリ・A(じょんがりえー)
遠隔操作の狙撃衛星
破壊力:E
スピード:E
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:A
成長性:C
DIOに心酔していた盲目の狙撃手。
生まれながらのスタンド使いか、「矢」による獲得か不明。
本体の元ネタはイギリスのデザイナー、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)から。
スタンドの元ネタはアメリカのジャズ・コーラス・グループ、マンハッタン・トランスファー(The Manhattan Transfer)から。
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ちりのように空気中を舞う、UFOのような変わった形状の小型の能力顕現・遠隔操作型スタンド。
能力は「狙撃衛星」。
ライフルの弾丸をジョンガリ・Aの思う方向に弾き、本来なら視線の通らない箇所や有り得ない角度まで狙撃を可能とする。
本体のジョンガリ・Aは元軍人であり、風速20メートルの中でも正確な狙撃を行う腕前の持ち主。
【スタンド考察】スタンドの発現方法・前編
ジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンド能力のうち、技術を一点特化でスタンド能力にまで昇華したものを考察しています。
優秀な腕の狙撃手は盲目でありながら、自身の狙撃能力を向上させるために、周囲の空気を正確に読むトレーニングを繰り返していた。
これとマンハッタン・トランスファーがシナジー効果を生む。
マンハッタン・トランスファーは遠隔操作型スタンドであり、知覚をジョンガリ・Aと共有している。
このため、ジョンガリ・Aはマンハッタン・トランスファーを通じてセンサーのように広範囲に周囲を感知し、あり得ないほど精密な跳弾で死角のない狙撃を実行する。
なお、マンハッタン・トランスファーは射程距離が非常に長い代わりに力はなく、軽い。
回転のエネルギーで跳弾
能力の本質は「回転のエネルギーを活用して、飛来する弾丸の運動ベクトルを操作」。
マンハッタン・トランスファーは周囲から「黄金の回転」を読み取り、その力を自身に受けさせている。
自然の中に存在する「黄金の回転」は大きなエネルギーを持っており、マンハッタン・トランスファーは自身の軽さでもってそれを受け止める。
このため、破格の回避性能を有しながら、ジョンガリ・Aの射線に位置し続けられる。
一般的に弾頭が軽く弾速の速いライフル弾は跳弾しやすいと言われるが、それでも射角などの制限は存在する。
しかし、マンハッタン・トランスファーは自然の空気の流れの中にある「黄金の回転」をスタンド能力によって活用している。
これにより、ジャイロが「鉄球の回転」でダメージの位置を移動させたように、弾丸のベクトルを操作して弾丸が衝撃で損耗したり、運動エネルギーのロスをすることなく、どんな射角でも標的へ向けて跳弾させる。
また、マンハッタン・トランスファーは4枚の反射板のようなものを有している。
これはシルバーチャリオッツのように、余剰なスタンドエネルギーを費やした「甲冑」であるため、人1人簡単に殺害するライフル弾の衝撃であっても本体にダメージを返さない。
マンハッタン・トランスファーは弾丸が跳弾となるように、動きながらも射角を調整するのみである。
なお、上述しているが、気流を読んでセンサーの如く正確に標的を認識し、空気抵抗や風圧による誤差を修正しているのはジョンガリ・A自身の能力である。
マンハッタン・トランスファーは中継衛星として、その能力の範囲を拡張しているに過ぎない。
DIOの残党という呪い
同じ盲目で悪の道に入っていたンドゥールのように、悪のカリスマに魅入り、そこを自分の居場所としてしまったのだろう。
ジョースターの血統はDIOとその怨念と戦い続けて来た。
荒木先生自身、最も恐ろしいものは本人の人生と関係なく襲ってくる、祖先からの怨念、因果ではないか、と語っている。
この考えは筆者自身わからなかったが、徐倫がそのいい例なのかも知れない。
承太郎が徐倫をジョースター家の運命に巻き込まれないように敢えて娘から離れて生活していたにも関わらず、ジョンガリ・Aによって徐倫は巻き込まれて投獄されてしまう。
受け継がれる意志の逆の性質を持つ怨念、呪いもまたドス黒い燃えかすのように残り続けてしまうのだろう。
徐倫もまたその犠牲者でもあり、100年以上続く戦いを清算する聖女となる。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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漫画考察ランキング1位達成!!漫画ランキング1位狙ってますので、
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