イエローテンパランス(黄の節制)/Yellow Temperance
破壊力:D
スピード:C
射程距離:E
持続力:A
精密動作性:E
成長性:D
本体名:ラバーソール
破壊力:D
スピード:C
射程距離:E
持続力:A
精密動作性:E
成長性:D
タロットカードの14番、「節制」の暗示のスタンド。
「節制」はバランス、自然体、穏やかといった意味があるらしい。
本体の元ネタはビートルズ(The Beatles)のアルバム、ラバー・ソウル(Rubbfer Soul)から。
能力は「生物や熱を侵食、吸収し、斬撃や衝撃、冷気を減衰するスライム」。
生物に一度取り付いたら離さず、こびりつき徐々に肉に侵食して溶かして行くスライム状の物質融合型スタンド。
取り込んだ肉と融合しており、一般人にも視認できる。
衝撃を吸収するため、物理攻撃を非常に通しにくく、さらに熱などにも強いため単純に防御力が高い。
そして触れたら最後、スライムが肉に食いつくため、迂闊に攻撃できない。
エネルギーを吸収する攻防一体の鎧となっている。
物質融合型のスタンドは単純なその強さから、スタンド使いがスタンドの中にいることが多い。
このため、イエローテンパランスに弱点はない。
また、スライム状のスタンドを繊細に制御することも可能で、身にまとうことで他人になりすますこともできる。
この際、イエローテンパランスは筋肉も再現するため、パワードスーツの役割を果たし、大人1人持ち上げてバックブリーカーをかますことも可能となる。
なお、変装で騙し切ることは興味がなく、相手を煽って攻撃させることでイエローテンパランスの餌食にすることが目的だったようだ。
黄色い粘菌との物質融合
真の能力は「変形体の粘菌と物質融合、拡張と操作」。
イエローテンパランスの黄色いスライム状の物体、この正体は変形体と呼ばれるアメーバ状の動く粘菌である。
この粘菌はなんと、内部に原形質の液体を流動させ、動き、栄養素を吸収するという動物的な要素を持っているのだ。
無論、動くと行っても時速数ミリ程度な訳だが。
イエローテンパランスはこの粘菌と物質融合をしているため、移動速度、強度、分裂速度などが格段に上昇している。
さらに本体が器用であるためか人体の構造を模すように操作しており、人工筋肉のように使いこなしている。
このため、斬撃やオラオラのラッシュを防ぐほどの防御力を持つ。
元が粘菌であるため、温度差に弱いと思われるが、熱などは燃焼する端から増殖することで防いでいるものと思われる。
熱された途端に危機を感じて増殖するため、弾けて余計に肉に食い込む結果となる。
冷気に対しても密集して固まり、冷気を伝導させないようにするため、トゲトゲに硬化したようになるのであろう。
全身から栄養を吸収可能で、それによってさらに増殖できるため、イエローテンパランスが一度本体を包み込んでしまえば、格闘戦において無敵となる。
まがい物の男
DIOに金で雇われて承太郎を罠にはめようと試みたラバーソール。
雇われのチンピラに過ぎず、ピンチには保身に走り命乞いするスティーリー・ダンと同じような下衆であった。
名前の元ネタであるラバー・ソウルは、ローリング・ストーンズが「プラスティック(まがい物の)・ソウル」と揶揄されたことをから来ているという。
そこからもラバーソール自身、まがい物でありながら本物を超えるソウルの持ち主になる可能性はあったのかもしれない。
少なくとも見ただけで花京院の風態だけでなく仕草まで真似て見せるほどに観察眼とセンスはあったはずだ。
ただ、第三部でも記憶に残る口の悪さと自信過剰の性格ゆえかスタープラチナにオラオラされて読者の心もスッキリするただの下衆になっている。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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