【スタンド考察】ヴァレンタイン大統領のD4Cを解説！ ジョジョ7部 スティール・ボール・ラン
Dirty deeds done dirt cheap(D4C)／いともたやすく行われるえげつない行為
ヴァレンタイン大統領のD4Cを量子力学のエヴェレット解釈(多世界解釈)を元に徹底考察ッ！
破壊力：A
スピード：A
射程距離：C
持続力：A
精密動作性：A
成長性：A
Dirty deeds done dirt cheap(D4C) いともたやすく行われるえげつない行為
本体名：ファニー・ヴァレンタイン
無数の多次元を移動する
ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ランに登場するラスボス、アメリカ合衆国第23代大統領ファニー・ヴァレンタインのスタンド。
本体名の元ネタはアメリカの作曲家、Richard Rodgers(リチャード・ロジャーズ)の楽曲My Funny Valentine(マイ・ファニー・ヴァレンタイン)から。
スタンド名の元ネタはAC/DCの名曲、Dirty deeds done dirt cheap(邦題は悪事と地獄)から。
曲名は安く請け負う仕事、というような意味であり、いともたやすく行われるえげつない行為は荒木先生の意訳である。
破壊力：A
スピード：A
射程距離：C
持続力：A
精密動作性：A
成長性：A
能力は「隣の世界への自由な行き来」。
SBRでは珍しい人型で近距離パワー型のスタンド。
ウサギの耳のようにも、悪魔の角のようにも見える長い突起を頭部に持ち、口をマスクで隠したような外見のスタンド像。
スタンド名はジョジョ史上最長のDirty deeds done dirt cheap(いともたやすく行われるえげつない行為)であるが、略してD･D･D･D･C、D4Cと呼ばれる。
D4Cの能力はいわゆる並行世界、マルチバースの世界を行き来する能力である。
ジョジョ1部から6部までの世界では、「運命」は絶対に変えられないというものであった。
6部終盤、プッチ神父のメイド・イン・ヘブンにより宇宙は一巡しかけて、それがエンポリオによって破られたため、運命の固定が終了せずに分散してしまった。
それが7部以降の、これまでの世界と似て非なる世界である。
運命が分たれたことにより、結末の異なる世界がいくつも生まれた。
その結果、ジョジョ世界の宇宙はちょっとした選択が異なる無数の世界があり、お互いに知覚できないまま、隣り合って存在する多元宇宙となった。
ただし、「聖人の遺体」は基本となる世界に一つしかないらしい。
運命は分たれたと言っても、隣り合う世界は大体同じ時間の流れで同じようなことが、近い時間軸で起きている。
D4Cの能力は、この隣り合う世界に、何かに挟まれることでランダムに移動することである。
挟まれたものは隣の世界にも同じように存在する、挟んだものから現れる。
つまり、基本世界から消えた場所とほぼ同じ場所へ移動する。
隣の世界の狙ったところは自由にテレポートすることはできないのである。
また、隣の世界で進行している事象は基本世界と大まかに同じであるが、起きるタイミングが数分から数十分前後している。
D4Cの能力の使い方は能動、受動の2種類ある。
①本体の触れている「面」を別次元への扉とする
②本体が別次元へ移動する
まず能動的な使い方の①を解説する。
D4Cの能力で触れた物体の「面」を別次元への入り口とする。
この面と標的と壁や地面などでサンドイッチのように「挟む」ことで、間に挟まる標的を強制的に別次元への転送する。
①を発動する条件の挟む、というのは面と面を密着させる必要はない。
面が、面に向かってある程度の距離まで近づけば良い。
距離としては大体人1人ギリギリ通れる数十センチ程度で発動すると思われる。
面と面に対象が触れる距離になった時、能力が発動してD4Cの触れている面が別次元への扉となる。
この面は同時に一ヶ所しか発生させられないようである。
さらに、誰かが通過中の際に能力を解除することはできない。
ただし、通過中の面を非活性化することで、通過中の人物を面に固定することができる。
このため、Dioは半身のみ隣の世界に送り込まれて固定されてしまった。
そして、D4Cの能力に気づき、ウェカピポに自身を挟ませることで、非活性化していた面の機能を再活性化して基本の次元に帰還している。
面が活性化してしまえば、挟まれている対象に触れている人物も移動できてしまうようだ。
D4Cの能力は面を少し違う隣の世界の入り口とするだけで、実のところ、この面に触れれば隣の世界へ誰でも移動させられる。
挟んでいるのは、抵抗するものを強制的に飛ばすためである。
隣の世界へ完全に飛んでしまったものでも元の世界に戻る方法はある。
それは、隣の世界で何かに挟まれること、である。
たったこれだけで元に戻ることができるのだが、これはD4Cの能力を把握しなければ見つけられない方法だ。
恐らくヴァレンタイン大統領はこれを把握していたため、作中ではDioをわざわざ半身だけの隣の世界に飛ばして身動きできなくしたのだろう。
なお、D4Cのこの能力で人やものを挟んで飛ばすときの、ヴァレンタイン大統領の口癖は「どジャアア〜〜ン！」である。
次に受動的な使い方の②を解説する。
これは大統領がほぼ常時、本体自身に発動している、または意識しただけで発動することができると思われる能力である。
①の発動中であっても②は何度でも使用できるようだ。
②はヴァレンタイン大統領自身が何かの面に触れることで発動する。
①の場合は大きな旗や扉といった、明らかに送る対象よりも大きな面で発動しているが、②は大統領に殴りかかるパンチの拳の面であったり、水差しからひっくり返された水までもが面として適用される。
つまり、大統領の身体と何かが数センチ程度に迫るだけで「挟まれる」判定となって大統領自身を別次元に移動できる。
当然、パンチの面などは大統領の全身を覆うことはできないため、大統領が別次元に移動するわけではないが、攻撃の面が当たる箇所だけがおそらく別次元に移動しているため、攻撃が当たらない。
作中でもパンチやジャイロの鉄球がこの方法で回避されている。
②の能力はヴァレンタイン大統領の攻撃回避手段、緊急脱出手段として、常に発動されているため、攻撃を当てることが非常に困難。
そして、戻ってくる時も、どんな面を通じても戻って来れる。
もはや人体だろうが馬の尻だろうが、地面以外の全ての面と向き合う面を通じて、ヴァレンタイン大統領のみが自由に次元を行き来できるのである。
さらに、この能力を応用して、次元を移動せずに面に潜り込んで物体間を移動する、吸血馬の中に潜んだワムウみたいな芸当もできる。
作中でも馬の尻から馬の尻へ、Dioの腹側の面を通ってDioの背中の面へ沈み込みながら移動している。
どんな面からも基本の次元に戻ってこれるため、椅子の影から、机の引き出しの中まで多様なところから行き来している。
これは、大統領自身が常にD4Cの能力で基本の次元への扉を開くことができるために、できる芸当なのだろう。
またこの②の場合、面の基準はだいぶゆるやかで、列車に轢かれる、ぶちまけられた水を浴びる、拳のパンチを受けるといった明らかに全身が挟まれない面でも別次元へ移動している。
D4Cのこの受動的発動のため、ヴァレンタイン大統領に攻撃を当てる方法は限られる。
パンチではその拳を「面」として別次元に回避されることから、Dioは恐竜化しての鋭い手刀で「線」の攻撃をしている。
また、ジョニィのタスクACT2の「穴」も穴が開いているという結果を先に引き起こす現象のため、挟もうとする物体を貫通し、大統領にダメージを与えることができる。
次元間の不干渉性を揺らがせる能力
D4Cの真の能力は、「並行世界間の不干渉性弱化と向き合った面の素粒子化」である。
いかにラスボスのスタンド、D4Cであっても個人の精神力で並行世界を自由に行き来して世界を変えることまでは不可能。
D4Cがしていることはファニー・ヴァレンタインという本体をキーにして、多次元宇宙内の近接している世界への侵入経路を作り出すのみである。
まずこの多次元宇宙、マルチバースという考え方であるが、これは多世界解釈と呼ばれるものを元にしている。
量子力学において、量子は「粒子」としての性質と、確率的な「波」としての性質を併せ持つことが分かっている。
なんと量子は観測した瞬間だけ粒子として存在していて、観測していないときは波として存在しているという。
この直感的によくわからない状態を古典的かつ標準的なコペンハーゲン解釈では物質は確率的に重ね合わせて存在する、観測した瞬間に波動関数が収束して位置が決まる、と解釈している。
これに対して、ジョジョ世界、特に7部以降の世界では多世界解釈の宇宙となっている。
多世界解釈の解説
多世界解釈とは量子のふるまいを理解するための解釈の一つで、コペンハーゲン解釈とはまた別の説である。
多世界解釈では、観測の瞬間に波動関数はたった一つに収束するのではなく、世界が分岐する。
ネットにぶつかったテニスボールが「ネットの向こう側」に落ちる世界と「ネットのこちら側」に落ちる世界に分岐する、というような形だ。
D4Cはこの分岐した世界を隣の世界として行き来することができる。
多世界解釈では、さまざまな人物の異なる選択の分だけ世界は分岐しているが、観測されない限り世界は確定しておらず、多世界間でも干渉が可能なのだそう。
この干渉可能な状態が、別次元の人物が挟まれることでD4Cがいなくとも元の次元に戻れる原理なのかもしれない。
それはさておき各次元の選択が観測されると、並行世界は完全に分岐し、世界間の干渉性が失われる。
この干渉性が失われた状態をデコヒーレンスと呼ぶ。
このデコヒーレンスは多世界解釈において、重要な意味を持つ。
観測などで事実となった世界において、別世界からの干渉はあり得ない。
有名なシュレーディンガーの猫のたとえ話で言うなら、箱を開けて生きていると猫のことを確認したら、別の世界の死んでいる猫から影響を受けるなんてことは起きえない。
この干渉性の喪失、デコヒーレンスこそ多次元宇宙を成立させる次元の壁である。
分岐して干渉しないからこそ、可能性の波動関数が収縮せずに多世界で存在するということが成り立つ。
デコヒーレンスで考察
D4Cはこの次元の壁であるデコヒーレンスを局所的に弱体化して、並行世界へアクセスする扉を作り出す能力といえる。
並行世界間の不干渉性を弱めた面に挟まれることで、よく似た異なる次元である隣の世界へと移動する。
このとき、いかにD4Cと言えど、宇宙の法則であるデコヒーレンスを超えてマクロな物質が次元移動するのは非常に困難である。
次元間に影響を及ぼせるのは量子のような小さな存在であるし、次元移動ができると目されているのはさらに小さな重力子のみである。
そこで、D4Cは面を通って次元移動させる際に、物質を極小の点に折りたたんで量子化する。
これがヴァレンタイン大統領がやってみせている、メンガーのスポンジ状態である。
メンガーのスポンジとは立方体の中に3×3×3の立方体の穴を開け、さらにその分割した立方体に穴を開け、というのを無限に繰り返すフラクタル(自己相似性)立体である。
メンガーのスポンジは理論上でのみ存在する立体で、穴開けを無限に続けると数学的に体積は0に、表面積は無限大に近づく。
D4Cは面を通る物体をメンガーのスポンジ状に体積0という量子のような極小に折り畳む。
量子のようなミクロの世界では物質は波の性質をもつため、確率的な存在となり、隣の可能性の世界へと移動できるようになるのである。
対消滅の起こる理由
このようにして、デコヒーレンスによって分岐された世界の不干渉性を崩して、隣の世界へと物体を送り込むわけだが、多世界の存在を許容する要のデコヒーレンスを破ってしまうとどんなことが起こってしまうのだろうか？
D4Cの能力で大統領が基本世界の人物やものを隣の世界に移送すると、隣の世界では全く同一の人物やものが２つ存在することになる。
すると、これは多世界解釈の要の法則を破っていることになり、並行世界間での干渉性が発生して世界が崩壊する恐れがある。
このため、「運命」が２つの同一存在の排除にかかるのである。
ジョジョ世界において、「運命」は定まっているものであり、これを壊すものは運命から弾かれる。
例えばジョジョ5部に登場するディアボロはキング・クリムゾンという運命を回避するスタンド能力を身につけて生まれた世界のバグのような存在だった。
このためディアボロは世界からバグを修正されるかのように、常に身を滅ぼすような不幸に見舞われてきていた。
並行世界間の人物やものは選択によって世界が分岐するまで同一の存在だったので、遺伝子レベル、分子レベル、魂レベルで全く同一の存在である。
7部以降のジョジョ世界において、運命のような大きな流れというものは確実に存在している。
各々がもつ流れがあるため、魂レベルで同じ存在が隣の世界に侵入した場合、その存在同士は引き合う。
例えば作中でDioが大統領によって隣の世界に飛ばされている。
このとき、隣の世界のDioも基本世界のDioも大統領を暗殺するために追っているという運命の流れのため、Dioは必ずもう1人の自分と出会うことになる。
同じ存在同士が引き合う力は距離に反比例する。
距離にして数メートル程度になると紙幣程度なら飛んでぶつかり、融合する。
それが、作中で基本世界のウェカピポと隣の世界のウェカピポがメンガーのスポンジ状に融合して対消滅した現象である。
6部に登場するエルメェスのキッスもシールを貼り付けた物体をコピーして増やすが、シールを剥がした瞬間にコピーを維持する力を失い、引き合って融合する。
同じものが複数に分かれていると、世界の修正力なのか運命なのか、何か流れの力が働き融合するのがジョジョ世界の法則なのだ。
この引き合う力は距離に反比例するようで、うまく立ち回ればDioのように逃げ切ることもできる。
引力から逃げきれない場合、完全に同じ物質が原子レベルで融合し始める。
融合は互いにメンガーのスポンジ状になりながら、隙間を埋め合うかのように行われる。
しかしこの融合は異なる世界の同じ物質がデコヒーレンスを破って融合するというあり得ない矛盾が起きる。
このため、世界の修正力が働くのか、並行世界の同一物質同士は反物質特性を持つのか、融合した瞬間から「対消滅」をし始める。
これは消滅であるため、物質の強度によらず完全に消え去る。
物体や死体であっても対消滅は発生するため、別次元のお金を持ち込んでもお金持ちにはなれない。
ヴァレンタイン大統領は自らの目的のために、①と対消滅で簡単に邪魔者を排除または消滅させることができ、②で暗殺すらも回避できる。
隣の世界へ行くと自分と同じ人物と対消滅してしまうのだが、ヴァレンタイン大統領自身はというと、この対消滅のルールの対象外である。
大統領自身も同一体同士は引き合って融合するのだが、それだけで対消滅を起こさない。
融合した後も、D4Cの力で再び不干渉性を強化することで分離することができる。
これにより、ヴァレンタイン大統領のみが自由に隣の世界を行き来し、隣の世界へ邪魔者を招待して対消滅させられる。
ちなみに隣の世界の大統領もスタンド使いで、D4Cを所持しているが、別次元へ行き来するスタンド能力を持つのは基本世界の大統領のみのようだ。
一点の曇りなき同一存在、ヴァレンタイン大統領
ファニー・ヴァレンタイン大統領はアメリカ大統領であり、アメリカの豊かさのために命を捧げると決めている人物である。
アメリカが世界を主導することが平和につながると信じており、そのために最初のナプキンという世界のルールを牛耳るために聖人の遺体を収集することを決めて、スティール・ボール・ランレースを開催している。
ここにファニー・ヴァレンタイン大統領自身の私利私欲は一切なく、そして個人の利益よりも国の利益を優先すべきと考えている。
この価値観、愛国心は南北戦争時に敵国に捕えられ、拷問されながらも味方の情報を漏らさずに死亡した彼の父から受け継いだものである。
敵国は卑劣であり、ただ清廉にいれば良いわけではないことを戦争を通じて実感しているからこそ、ヴァレンタイン大統領は少数の国民が不幸になったり、騙してでも大義に殉じる必要があると正義の心から信じている。
この圧倒的な大統領の愛国心は、D4Cの能力と相まって、大統領をある種の不死の存在にしている。
大統領の入れ替わり
どういうことかというと、どの世界のファニー・ヴァレンタインも上記の信念を持ち合わせており、その信念のために生きると決めている。
そして、D4Cによる融合と分離の応用で、D4Cを隣の世界の大統領に引き継がせて交代することができる。
おそらく他の人物が、隣の世界の自分と融合してしまうと、意識や魂も融合し、自己同一性を保てなくなることで対消滅する。
自分が隣の世界からきた自分なのか、自身の次元の自分なのか区別がつかなくなる。
しかし、ヴァレンタイン大統領はどの世界の大統領も同じである。
このため、何の矛盾もなく融合し、隣の世界の大統領に記憶を引き継がせて交代する。
これにより、どんなに瀕死の重傷を負ったとしても、隣の世界に飛び、必ず近くにいる別のヴァレンタイン大統領にD4Cを引き継がせられる。
犠牲を払ってでも使命を果たすという大統領の信念の中には、自分自身の犠牲も当然のように含まれているのである。
もちろん、アメリカを最も守ることができるのは自分と考えているので、自分を犠牲にして別の自分に使命を継がせるのである。
これはジョニィやジャイロたちからすると、大統領が何度でも復活してくる無限残機の不死身に見える。
が、大統領からすると引き継いだあとの大統領はしっかりと重症のままだったり、死亡している。
命を賭ける本物の信念がなければできない所業だ。
D4Cの能力開放説
さて、最後にD4C登場時の「誰がジョニィを撃ったのか？」というあれはなんだったのか考察する。
ジョジョ特有のスタンド初登場時とそのあとで能力が変わってないか？
の中でもD4Cの能力が複雑すぎて、大統領がどう隣の世界を行き来したとしても筋の通った説明がつかない例の件である。
大統領がDioやウェカピポを連れ回して、それぞれ別の世界でウェカピポやジョニィを銃撃したならまだ理解できる。
が、Dioが撃ったはずのウェカピポがジョニィに変わっていたり、１つの世界で銃撃の目撃証言が異なっていることで話をややこしくしている。
これの１つの解決を考察する。
それは、D4Cの能力が並行世界への行き来ではなく、「隣の世界を同時に存在させる」という考察である。
隣の世界を同時に存在させる、というのはD4C登場時に大統領自身がそもそも述べている。
筆者自身、これはパラレルワールドという概念がない時代の大統領にパラレルワールドを説明させるための台詞と解釈していた。
しかし、本当に隣の世界を同時に存在させるスタンドなのだとしたら？
つまり、D4Cが能力を全開にすれば面だけではなく一定空間内の並行世界間不干渉性を弱め、複数の世界を同時に存在させられる、ということだ。
銃撃されたウェカピポもジョニィも同時に存在して、Dioも大統領も同時に存在するから目撃証言も同時に複数となるのである。
かなり無理矢理ではあるが、D4Cの能力を面だけから空間にまで拡張すればあり得る解釈だろう。
問題はそこまでして、大統領は何がしたかったのか不明なところである。
ジョニィを倒すだけならここまでする必要はないので、ジョニィ、Dio、ウェカピポをまとめて始末しようとしてたのだろうか。
出典：荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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