取り立て人マリリン・マンソン/The Collector Marilyn Manson
破壊力:E
スピード:A
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:A
成長性:C
本体名:ミラション
金目なものを強制徴収
破壊力:E
スピード:A
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:A
成長性:C
ホワイトスネイクのDISCを挿入されて発現したスタンド。
本体名の元ネタはユーゴスラビア生まれのデザイナー、および同名のブランドのミラ・ショーン(Mila Schon)から。
スタンド名の元ネタはアメリカのハードロックバンド、マリリン・マンソン(Marilyn Manson)から。
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能力は「ギャンブルに負けるか違反した標的から、賭金を取り立てる」。
完全防護の潜水服のようなマスクに動物の毛皮のような服をまとった能力顕現・自律型スタンド。
覗き窓のような目の部分には取り立てた金額が表示される。
プレイヤー間で定めたギャンブルのルール内において、「魂」をやり取りするような強力な能力に連なる取り立て人マリリン・マンソン。
しかし、取り立て人マリリン・マンソンは「魂」やスタンド能力を奪うのではなく、「金銭に交換可能な価値のあるもの」を奪うのである。
取り立て人マリリン・マンソンの能力が発動すれば強制的に所持するお金から支払い分が奪い取られてしまう。
さらに所持金が足りなければ貯金箱や口座から抜き取られ、それでも足りなければ銀歯や臓器など、標的が「金銭に交換可能な価値のあるもの」と想像したものを何でも、どこにあっても、隠されていても見つけて徴収する。
そして、取り立て人マリリン・マンソンの能力発動中は無敵であり、どんな攻撃もスタンド攻撃も柔らかいものを攻撃してるかのように透過する。
非常に強力で無敵の取り立て人マリリン・マンソンであるが、発動には条件が必要である。
それは本体のミラションと標的でギャンブルをすると取り決めること。
これは明示的に取り決めなくとも、心の中でやると思うだけで良いし、ギャンブルの内容は問わない。
さらにミラションがギャンブルの内容に関わらなくても良い。
ギャンブルが終了しても負けた相手が素直に支払いに応じなかったり、ギャンブル中にイカサマを働いた瞬間に取り立て人マリリン・マンソンは賭金徴収のために発動するのだ。
そして、スーパーフライのように自律型のスタンドであり、自我がある程度はあるようだ。
しかし、取り立て人マリリン・マンソンは厳正な中立ではない。
能力行使のタイミングを常に狙いすましているのである。
取り立て人マリリン・マンソンは標的の「心の影」に入り込み、本人の金銭価値を参照しながら賭金を取り立てる。
イカサマをしたという罪悪感により、取り立て人マリリン・マンソンへの反撃も弱くなり、取り立てから逃れることはできない。
なお、ギャンブルのルールは互いの取り決めのみであり、取り立て中であっても、さらにギャンブルの申し込みをして負け分を取り戻そうとすることは許されるようである。
どこまでも追い詰め徴収する無敵の取り立て人
能力の本質は「厳正な勝負を白日の下に行わせる、精神の灯り」。
取り立て人マリリン・マンソンは能力顕現型スタンドであり、いわゆる格闘するようなスタンド体を持たない。
とはいえ、レクイエムではないので、せいぜいその場にいるギャンブルプレイヤー間を照らすのみである。
プレイヤー間でギャンブル勝負が成立すると、取り立て人マリリン・マンソンが発動し、現れる。
そして、プレイヤーの精神は取り立て人マリリン・マンソンの灯りによって照らされ、「心の影」の有無を監視される。
照らし出された精神は影を生む。
プレイヤーがイカサマをしたという「罪悪感」が、「心の影」を生むのである。
取り立て人マリリン・マンソンがその影を見つけた瞬間、その「心の影」になんとスタンドを投影する。
魂と影を扱うスタンドの記事でも書いたが、「心の影」は人の弱点である。
【スタンド考察】魂と影を扱うスタンド
魂や影を扱うスタンドはある共通点を持っているという考察です!
そして、取り立て人マリリン・マンソンはその影に対して、自分自身を投影する。
これにより標的の「心の影」を利用した取り立て人マリリン・マンソンが一時的に発生し、取り立てを行う。
取り立て人マリリン・マンソンは標的の「心の影」に投影されるため、隠し事は出来ない。
金銭価値のあるものがどこにあるのか、全て読み取られて徴収されてしまう。
「心の影」を利用した移動は、罪悪感を感じている瞬間のみ可能な限定的な能力である。
しかも、投影された取り立て人マリリン・マンソンは影であるため、傷つけられない。
さらに、「心の影」はどうやら「集合無意識」につながっているようであり、距離を超えて投影と徴収を可能としている。
つまり、取り立て人マリリン・マンソンはルールを破ったという後ろめたさ、罪悪感を入口として標的から物品を奪い取るスタンドである。
ミラションがギャンブルを持ちかけたのは、勝負を焦らせ。イカサマをさせて罪悪感を生ませたいがためであり、勝ち負けはどちらでも良かったのである。
取り立て人マリリン・マンソンは能力だけで言うなら物品を奪い取るスタンドであり、公正な勝負をするスタンドではない。
あれ?後半ミラション結構アンフェアじゃない?と思いがちであるが、それはその通りで間違いない。
公正で厳格な勝負を持ちかけているフリをして罪悪感を生ませたいだけで、ミラション自身は公正な勝負をする気はサラサラないのである。
だが、正道を行く徐倫に打ち勝つことはできない。
牢獄内のイカサマギャンブラー
神妙な態度とは裏腹に平気で嘘をつき、メリットのあることなら人を騙してでも行う小悪党のミラション。
取り立て人マリリン・マンソンの能力は本来、厳正な勝負を行う人物のスタンド能力だったのではないか。
しかし、ミラションはその能力すらも、場所を問わずに貴重品を奪取できる能力として悪用する。
しかし、DISCで能力を手に入れたばかりのせいか、自身のスタンド能力での防御ができないことが頭に入っていなかったようだ。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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漫画考察ランキング1位達成!!漫画ランキング1位狙ってますので、
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元ネタはアメリカのハードロックバンド、マリリン・マンソンから
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このマリリン・マンソンというバンド名は、歌手マリリン・モンローとシリアルキラーのチャールズ・マンソンから来ているようですね。
外人ってヤバい名前を使うの好きだなーw
まあ、最近の日本も、世界の終わり、だとか、ゲスの極み乙女、だとか、変な名前のバンドが増えてきましたが。
作中ではエルメェスのおっぱいに隠したドル札、銀歯、肝臓、FFに渡したスタープラチナのDISCまで距離に関係なく奪っていた
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つまりエルメェスは常に臓器売買が頭に入っているという危険人物ですねw
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��モキエルさん
マリリン・マンソン、そんな理由でついた名前だったんですね~!
それはまた日本人センスとはまた違ったぶっ飛び具合!Σ(゚д゚;)
僕はマリリン・マンソンがマソソソ・マソソソに似てるってくらいしか知らなかったです(笑)
エルメェスはまぁ普通に貧乏と犯罪の街で過ごしてきた感じなんでしょうね~
最初から最後まで自分の価値観を曲げずに、付いてこなくても良い最終決戦まで来るのがエルメェスの良いところです(^∇^)